意地くらべ !(`^´)!



私の方が”正しい!” いや僕の方が”正しい!” (*^m^*)


主人と・・・

ある時は、主人と息子が・・・

時に、ご近所さんと・・・


意地の張り合いをしてしまいます(笑)

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「草枕」 夏目漱石



山路やまみちを登りながら、こう考えた。
働けばかどが立つ。じょうさおさせば流される。意地をとおせば窮屈きゅうくつだ。とかくに人の世は住みにくい。

住みにくさが(こう)じると、安い所へ引き越したくなる。

どこへ越しても住みにくいと(さと)った時、詩が生れて、()が出来る。


    人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。

やはり向う三軒両隣(りょうどな)りにちらちらするただの人である。

ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。

あれば人でなしの国へ行くばかりだ。

人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。


越す事のならぬ世が住みにくければ、

住みにくい所をどれほどか、寛容(くつろげ)て、(つか)()の命を、束の間でも住みよくせねばならぬ

ここに詩人という天職が出来て、ここに画家という使命が(くだ)

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが(ゆえ)(たっ)とい


住みにくき世から、住みにくき(わずら)いを引き抜いて、ありがたい世界をまのあたりに写すのが詩である、()である

あるは音楽と彫刻である。

こまかに()えば写さないでもよい。ただまのあたりに見れば、そこに詩も生き、歌も()

着想を紙に落さぬともきゅうそうおん胸裏きょうりおこ

丹青(たんせい)画架(がか)に向って塗抹(とまつ)せんでも五彩(ごさい)絢爛(けんらん)(おのず)から心眼(しんがん)に映る

ただおのが住む世を、かく(かん)じ得て、霊台方寸(れいだいほうすん)のカメラに澆季溷濁(ぎょうきこんだく)の俗界を清くうららかに収め()れば()


この故に無声(むせい)の詩人には一句なく、無色(むしょく)の画家には(せっけん)なきも、

かく人世(じんせい)を観じ得るの点において、

かく煩悩(ぼんのう)解脱(げだつ)するの点において、

かく清浄界(しょうじょうかい)出入(しゅつにゅう)し得るの点において、

またこの不同不二(ふどうふじ)乾坤(けんこん)建立(こんりゅう)し得るの点において、

我利私慾(がりしよく)覊絆(きはん)掃蕩そうとうするの点において

――

千金(せんきん)の子よりも、万乗(ばんじょう)の君よりも、あらゆる俗界の寵児(ちょうじよりも幸福である。   




夏目漱石「草枕」冒頭より



いろんな意味で・・・写真をやってて良かった!と思う瞬間。です。




いつも、ご訪問&イイネ!を(人''▽`)ありがとう☆ございます♡









by fujiryujin | 2018-09-14 21:21 | 祈り

気ままに撮った写真と気ままなおしゃべり


by fujiryujin
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